今回はつつじと縁結びの鎌倉「安養院」へ行ってまいりました!
「源頼朝」と「北条政子」を結び付けた本尊のある鎌倉「安養院」。
良縁を求める方にご利益があるとされているお寺です!
「つつじ」と「坂東・鎌倉三十三箇所第3番札所」
鎌倉「安養院」はつつじの名所であり、坂東三十三箇所・鎌倉三十三箇所第3番札所です。
御朱印巡りなどの方はお詳しいのではないでしょうか???
この日は曇雨、土のにおいが鎌倉を感じさせてくれました。
つつじの季節に伺うことができなかったのですが、鎌倉「安養院」のつつじはこちらの山門脇が一番の見どころのようです!!!こんなに大きなつつじは、なかなかお目に書かれませんね!!!
「歴史」
安養院
尼将軍と称される「北条政子」が、夫である源頼朝の冥福を祈るために佐々目ガ谷に建立した祇園山「長楽寺」が前身であると伝えられています。
その後、鎌倉時代末期に善導院の跡(現在地)に移って安養院は北条政子の法名です。
延宝8年(1680年)に全焼したため、「源頼朝」に仕えていた田代信綱がかつて建立した田代寺の観音同を移します。こうして「祇園山安養院田代寺」となりました。」安養院設置の説明版より
鎌倉「安養院」のお手水、どこから汲んで来たんだろう???
「恋愛成就の日限地蔵尊」
鎌倉「安養院」日限地蔵尊、鎌倉二十四地蔵の一つなのだそう。鎌倉十井(かまくらじっせい)とか鎌倉十橋とかいろいろあるんですね~
「北条政子」と「源頼朝」が恋愛結婚であることから、縁結びのご利益があるそうですよ!!!
樹齢700年「槇の大木」
こちらは樹齢700年になるといわれる安養院の「槇」です。かなりパワーを感じる木でした。
「鶴岡八幡宮」の銀杏が倒れた今、「荏柄天神社」が最長寿の大木を有していますが、その次くらいの樹齢なのではないでしょうか???
鎌倉「安養院」を開山の「尊観上人」が植えられたのだとか。
「本堂」と「阿弥陀如来・千手観音」
鎌倉「安養院」の本堂は、田代寺というお寺の本堂を移築したもので、本尊「阿弥陀如来像」「千手観音像」「北条政子像」などが安置されています。
「阿弥陀如来像」は室町時代につくられ、千手観音は江戸時代につくられたのだそう。
江戸時代「安養院」が焼失した際に、かつて源頼朝に仕えていた家来の「田代信綱」が創建した田代寺本堂などを移築しました。千手観音もその一つで「田代観音」という別名もあるそうです。
源頼朝と北条政子の縁を結んだことから、恋愛成就の「良縁観音」「昇龍観音」とも呼ばれています。
こちらの本堂の裏には「宝篋印塔」があり、重要文化財に指定されています。小さな石塔は「北条政子」の墓とも言われているそうです。扇ガ谷にある「寿福寺」にも政子の墓があります。
宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、墓、供養塔などに使われる仏塔です。中国から伝わり鎌倉初期ごろからつくられていたようです。
ちなみに鎌倉最古のものなのだそう・・・遠慮して裏には入らなかったので写真撮れませんでしたが入っても大丈夫なようですね・・・次回撮って来よう!!!
鎌倉「安養院」に山号は「祇園山(ぎおんさん)」
こちらは山門脇にある「社務所」です。
こちらで縁結びのお守りや御朱印が購入できるようですよ!!!
基本情報
鎌倉「安養院」は静かで鎌倉の歴史を感じさせてくれる佇まいでした。
ちなみに映画監督「黒澤明」さんのお墓もあるらしいです。映画ファンも必見ですね!!!
雨に薫る土のにおいも鎌倉をよく感じさせてくれました。
「安養院」基本情報住所 神奈川県鎌倉市大町3-1-22
電話番号 0467-22-0806
拝観時間 8時~16時30分
定休日 7月8日・年末年始
拝観料 100円
駐車場 あり
交通案内 JR横須賀線鎌倉駅から徒歩12分、京浜急行バス(鎌30他:鎌倉-名越-逗子)名越バス停下車、徒歩2~3分
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