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鎌倉にある「海蔵寺」をご存知でしょうか!?
冒頭の鎌倉時代からこんこんと湧き続ける美しい湧水は必見ですよ!!!
今回鎌倉のはずれにある隠れた名刹「海蔵寺(かいぞうじ)」へアクセスして参りました!!!
その昔は「海蔵寺」は「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう」や「建長寺(けんちょうじ)」などにも引けを取らない規模だったと言われます。
境内の中や湧き水、庭園がキレイなのでおすすめです。
「海蔵寺」の基本情報や近くの鎌倉スポットへのリンクはページ下部↓↓↓に置いておきますね!
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それでは画像とともにお楽しみくださいませ!!!
鎌倉「海蔵寺」へアクセス!!!四季の美しさは必見!!!

「海蔵寺」へのアクセスは、鎌倉駅からJR横須賀線の線路ぞいに向かう道と、源氏山公園(げんじやまこうえん)から化粧坂(けわいざか)を通って向かう行き方があります。
四季の自然が楽しめる「源氏山公園」 鎌倉トレッキングコースもあります。

今回は源氏山公園(げんじやまこうえん)側から「海蔵寺」へアクセスしました。
ここから化粧坂(けわいざか)となります。
鎌倉七口のひとつ(この化粧坂のような入口が鎌倉に七つあったことからそう呼んでいるそう。)
昔の化粧というのは、身だしなみを整えるという意味がありました。
当時の政治の中心部である鎌倉への入り口だった化粧坂。
晴れ舞台への身だしなみを整えて鎌倉へ向かう。
そんな意味でつけられたのかもしれませんね。

急な坂道、小学生たちが駆け下りていった・・・元気だな!!!

「源氏山公園」から「海蔵寺」へのアクセスは化粧坂を下りると住宅街に出ます。
近くに案内板もあり、「海蔵寺」へのアクセスはすぐです。

「海蔵寺」へアクセス完了でございます。

「海蔵寺」入口のもみじがキレイに咲いていました。
花寺「海蔵寺」の美しい境内!!!

そびえたつ「海蔵寺」山門。

山門をくぐると「海蔵寺」の境内がもう本当いい感じなんですよ!!!

ここ「海蔵寺」へは初めてアクセスしたのですが、清潔な空間が保たれていてかなり良い気配がありました。

「海蔵寺」へは正面とは違う山門からも入れます。

こじんまりした鐘付きのお堂。

「鐘楼」をうまく撮るのはいつも難しい・・・
「海蔵寺」薬師堂、黄金の「薬師如来像」は必見!!!

「海蔵寺」の「薬師如来像」が置かれているお堂です。
他にも「日光菩薩像」と「月光菩薩像」さらにその脇に「十二神将像」が置かれています。

「海蔵寺」の薬師如来坐像
「海蔵寺」には、黄金色の薬師如来像が安置されています!美しかった!!!
「啼薬師」や「児護薬師」と呼ばれており、胎内には「海蔵寺の裏山で毎晩赤ちゃんの泣き声が聞こえ、その地面を掘ったところ出てきた」と伝わっている、仏面が納められているそうです。

薬師如来様を拝むと、空が晴れ渡っていきました・・・
嘘です。初めから晴れていました。

「海蔵寺」の額、堂々とした字ですね。

「海蔵寺」本堂
開山と伝わる心昭空外坐像が安置されています。
ここ「海蔵寺」本堂の裏庭は非公開となっている庭園があります。
本堂脇のスペースからちょっとだけのぞき見できますよ!何気ない鎌倉の穴場紅葉スポットです!!!

「海蔵寺」は本当雰囲気がある。行ったことない人はもったいないですよ!
田舎の茅葺き旅館みたい。

そして「海蔵寺」境内の裏には湧水がある場所が。
「十六の井」とよばれています。
ちょっと全ては発見できませんでしたが16個の丸穴があるそうです。
そこから水が湧き出しています。
井戸ではなく納骨穴の可能性もあるそうで(だとしたら見学するのは不気味ですね・・・後から調べて知った・・・)
十六菩薩になぞらえたものとも言うが、正確なことは不詳だそうです。
洞窟の壁に観音菩薩像と弘法大師像が祀られています。

湧き出す水にうつる「海蔵寺」庭園の紅葉。

「海蔵寺」本堂の裏には庭園があります。
過度に盛られていないので自然な感じでいいです。

「海蔵寺」本堂の縁側もなんかいい感じ。

自然な感じで良いですね~

「海蔵寺」の山門のわきには鎌倉十井(かまくらじっせい)のひとつ「底脱の井(そこぬけのい)」があります。
今も清水が湧き出しているようです。

ちょっと茂ってますが・・・
鎌倉時代の武将、安達泰盛(あだちやすもり)の娘千代能(ちよの)が
「千代能がいただく桶の底ぬけて水たまらねは月もやどらず」が詠んだことが由来と伝える。
「ちよのがもっている桶は底が抜けてしまい、みずがたまらないので、月が水面にうつりません。」
という意味でしょうか・・・詳しい方違ったら許してくださいませ・・・

「海蔵寺」にある「底抜けの井」にうつる「底抜けに青い空」
キレイでした。
鎌倉「海蔵寺」の歴史
鎌倉にある海蔵寺(かいぞうじ)は、臨済宗建長寺派(りんざいしゅうけんちょうじは)のお寺です。
山号は扇谷山(せんこくざん)で、本尊は薬師如来(やくしにょらい)です。
1253年に創建されましたが、鎌倉幕府が攻め滅ぼされた時に焼失してしまいました。
1394年に鎌倉公方二代目である足利氏満 (あしかがうじみつ) の命令により、上杉氏定 (うえすぎうじさだ) が空外(くうがい)を開山として創建したそうです。
上杉氏定は、鎌倉公方の三代目足利持氏 (あしかがもちうじ)にも仕えました。
その後、足利持氏と勢力争いをしていた上杉氏憲 (うじのり) が反乱を起こすと、持氏方は一時敗れてしまいます。
持氏に加担していた氏定は神奈川県の藤沢市で自害しています。
その後の「海蔵寺」は、上杉氏の保護の下で栄えたということです。
「海蔵寺」境内には水が湧き出ている「十六の井」と鎌倉十井のひとつ「底抜けの井」があります。
鎌倉「海蔵寺」基本情報、」アクセスマップ!!!
鎌倉のこんな奥地に素敵なお寺があるとは知りませんでした!
鎌倉は好きなので、今まで何度か来ましたが知らなかった・・・
人の多さも程々で静かに見学できます。
多くの人でにぎわっている「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」とかも素敵ですが
心静かにゆっくりしたいときは、鎌倉「海蔵寺」おススメです。
拝観料もありませんし。
海蔵寺は四季の花でも有名です。今回は時期が外れていたのですが。
7月にはノウゼンカズラ。4月にはカイドウ。9月はハギが見れます。
とにかく空気が澄んでいて気持ちが良いです。
ぜひ行ってみて欲しい場所でございました。
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鎌倉「海蔵寺」基本情報
住所 〒248-0000 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目18?8
電話番号 0467-22-3175
定休日 無休
拝観時間 9:30~16:00
拝観料 無料
駐車場 無料 約20台停められます。
交通アクセス JR横須賀線「鎌倉駅」西口から徒歩20分