今回ご紹介させていただくのは、東京都大田区池上にある「常仙院」と「池上鬼子母神」です。
「池上本門寺」に属する子院です。
このあたりはお寺が密集しているので色々見てまわれますのでお勧めです。
それでは早速画像とともにお楽しみください!!!
池上「常仙院」と「鬼子母神」
こちらが「常仙人(じょうせんいん)」
こじんまりしたお寺です。
前回の「中道院(ちゅうどういん)」のむかいにあります。
池上「常仙院」
天文18年(1549)池上本門寺9世日純聖人の退隠後の庵室として開創。
もとは玉蔵坊と称した。
常仙院開創に関わる伝説によると、蒲田御園村の豪士月村宗観(つきむらそうかん)の葬送の際に落雷と共に妖怪が出現して死者の右腕を持ち去ったが、日純(にちじゅん)聖人の祈念によりその腕が戻った。
日純聖人はこの怪異が自分の不徳の致すところとして池上本門寺を退き当地に隠棲したという。以来、雷除けの護符を乞う者が多く門前市をなしたと伝えられる。
(下記画像↓↓↓池上の寺めぐりより)
丁寧にどこのお寺にも由来が書いてありました。
木の板が新しいなぁ。
昔来たときはなかった気がします。
こちらは「池上鬼子母神(いけがみきしもじん)」
このあたりは建物が密集しているのでかなり窮屈そう・・・
安産祈願にご利益があるそうです。
「鬼子母神」のおみくじ。
池上「鬼子母神」
正応2年(1289)池上本門寺2世日朗聖人の直弟子、厳定院日尊(にちそん)聖人が開創。
天文5年(1536)西谷の西之院のとなりにあった成就坊と合併、現在地に堂宇を構えたと伝えられる。
成就坊の境内にあった弁財天を池上七福神として石造りの弁天宮にお祀りしている。
大正9年(1920)厳定院40世、山田潮栄上人が「子育て鬼子母神」を勧請し、昭和6年(1931)池上本門寺総門前に別院として池上鬼子母神堂が建立された。
寺院内の説明版「池上の寺めぐりより」
このあたりのお寺は結構派手な色が使われているお寺と、かなり地味なモノと入り混じってます。
それぞれ手入れが行き届いているのか、どの寺院も綺麗です。
まとめと基本情報
今回はどちらの寺院も、メインの「池上本門寺」に属する子院です。
本門寺の参道にあるので、お参りする時にどちらも見学することができると思いおまいます。
特に「鬼子母神」は安産など子供に関するご利益があるようなので興味ある方は立ち寄ってみてくださいね。
「常仙院」基本情報
住所 〒146-0082 東京都大田区池上1丁目33−1
電話 03-3752-1409
拝観時間 9時~16時頃まで
拝観料 なし
「池上鬼子母神」基本情報
住所 〒146-0082 東京都大田区池上1丁目33−3
電話 03-3751-2674
拝観時間 9時~16時ころ
拝観料 なし
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