「導地蔵堂」は、鎌倉二十四地蔵尊霊場の第20番で「極楽寺地蔵」とも呼ばれています。
鎌倉幕府の初代連署を務めた「北条重時」が開山した「極楽寺」に入る極楽洞の橋の近くに、まるで民家のような雰囲気で佇む「地蔵堂」があります。
文永四年(1267年)に「極楽寺」を中興した僧侶の「忍性」が、運慶作である地蔵像を安置したのがそのはじまりであると言われており、兵火により創建当時の地蔵は焼失してしまい、現在残っているお地蔵さまは室町時代につくられたものだとか。
極楽寺では古来より、「導地蔵」の視界に入れば子供へ降りかかる災難が除かれると言い伝えられ、生後間もない子供を連れて参拝するのが地域の風習になっているそうです。
このことから「導地蔵」とよばれているそうです。
基本情報
住所 鎌倉市極楽寺2-2-2
創建 1267年
開山 北条重時
開基 忍性
アクセス 鎌倉駅から、江ノ電「極楽寺駅」下車、徒歩1分ほど
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