今回ご紹介するのは「池上本門寺」の塔頭の一つである「本妙院(ほんみょういん)」です。
徐々に池上本門寺周辺の記事が増えてきてシリーズ化できそうですね。
それでは早速画像と共にお楽しみくださいませ。
日傳上人
「本妙院(ほんみょういん)」
前回の「本成院」の記事でも書きましたが、このあたりのお寺は「池上本門寺」の参道付近に集中して建っています。
渋い表札です。
山門をくくぐると、中々良い雰囲気の境内が。
静かで清潔感があります。
手入れがされていて境内の植物が素敵でした。
撮影するのが難しかったです。
上手く全体を撮れない・・・
こちらが本堂です。
「本妙院」の歴史と日傳上人について
本妙院の歴史
池上本門寺2世日朗聖人の直弟子日傳聖人が庵室として池上の西谷に開創。
(年代不詳)旧称は妙蔵坊(みょうぞうぼう)。元亀4年(1573)火災で焼失。
池上本門寺12世日惺(にちせい)聖人が当時の住持、本妙院日逗(にちとう)聖人に再建の資助を与え、南谷外溝に移築再興し、本妙院とよばれるようになった。
元禄3年(1690)池上本門寺の防災のため支院の整備、配置換え、総門の建立、此経難持坂(石段)の改修などが行われ、本妙院も現在地に移されたという。
(下記画像↓↓↓池上の寺めぐりより)
日傳上人について
日傳上人(にちでんしょうにん)は江戸時代初めごろに活躍したを日蓮宗のお坊さんです。
慶長六年(1601)、加賀の国(現在の石川県)で生まれました。
日蓮宗の教学を得意としていました。
学僧を指導した教育者で、宗門を幕政に認めさせるため交渉をするなど、寺院経営にも活躍したそうです。
父親は加賀前田家の栗田氏、母親は前田家初祖利常公側室・壽福院の姉と伝えられています。
境内は植物がいっぱい。
手入れが大変そうですね。
この「本妙院」は写真を撮る場所の選定に苦労しました・・・
帰り間際に境内から山門をパシャッと!
まとめと基本情報
最近連投している「池上本門寺」の周辺寺社シリーズです。
メインの「本門寺」をまだアップしていませんが、今回のお寺は中々静けさと境内の緑が良い感じでした。
お寺に寺院の由来と歴史がわかる「説明版」が設置されているので、興味を持って見学できました!
「本妙院」基本情報
住所 〒146-0082 東京都大田区池上1丁目33−5
電話 03-3751-1682
拝観時間 9時~16時ころまで
拝観料 なし
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