こんにちは。
歴史や神社などが好きで以前から興味があったので、神様へご挨拶をしに「伊勢神宮」へ行って参りました。
早朝5時くらいに起きて、品川駅から6時30分頃出発です。
いつもは車が多いので、新幹線はめっちゃ楽チンです。
品川~名古屋~伊勢市駅と言う感じで乗り換えて行きました。
品川~名古屋間では新幹線で1時間程度、名古屋から伊勢まではJRの関西本線「特急三重」に乗って1時間30分くらいです。
親しみやすい外観の「特急三重」
さあ伊勢市駅に到着です。
伊勢市駅の正面と、晴天の伊勢大社外宮参道。
駅に着くとまず、駅のすぐ隣に手荷物預り所があります。午前9時~午後5時30分まで預かってくれます。
神社は「外宮」「内宮」と別々の場所にあり、敷地は広大です。周辺に観光スポットもある事から1日ゆっくり見る方は、荷物を預けると楽チンです。
あ!因みに伊勢市駅には近鉄線とJR線があり出口が共通なようなのです。
神社にお参りする時は、必ず「JR側出口」を利用してください!違う出口から出ると滅茶苦茶遠回りになります。
実際遠回りするハメになったのですが、遠い事この上なしでございました( ^ω^)・・・
外宮参道の提灯と上手そうな伊勢エビ。
神社に向かって参道を歩きますと、色々上手そうなお店やら目につきます。
今回母親を同行したのですが、着いたらまず名物の「伊勢うどん」を食べようと決めておりましたが、伊勢海老が髭を振って誘惑して来ます・・・エビちゃんにムシャブリつきたいのを堪えてうどん屋を探します。
リサーチしておいた。「山口屋」さんへ・・・
(食べログさんからお借りしました。)
撮り忘れましたが、地元三重県のTV取材記事やら、有名人の色紙がズラリと並んでおりました。
「そんなに美味いのかい。」と呟いていると、来ました。
伊勢うどんとマグロの漬け丼。
到着したうどんを見てみると、結構麺が太いです。
食べて見ると、柔らかい!伸びているという事ではなく、フワフワしています。
この感触は初めての体験です。クセになるフワフワ感・・・讃岐うどんとか絶対に腰がないとダメッ!と言う方にはお勧めできませんが、非常に優しい感じで、出汁は滅茶苦茶濃い醤油色だったのでしょっぱそうだなぁと飲んでみると・・・!?
見た目の黒色からは想像できない、非常に控えめな出汁でした。
個人的に美味しいうどんだと思います。東京では見たことないですね。
神様に守られてご加護がありそうな優しい味でございました。
ぜひ一度ご賞味いかがでしょうか。
うどんが優しい味だからではないですが、伊勢に来て感じたのは現地の方が全体的に優しかったことです。
神様のおひざ元だからでしょうか・・・環境で人は全く違う雰囲気を出すんだなと感じた次第でございます。
駅前から続く参道を道なりに行くと、神社入り口が見えてきました。
駅から神社まではとても分かりやすいです。駅前から土産屋などが並ぶ参道をゆったり10分行けば到着します。
伊勢神宮は「天照大神」で有名ですが、こちらの外宮は衣食住、産業の守り神「豊受大神宮」が主祭神でございます。
外宮入り口の鳥居、一礼していざ!
神社の中は、何千年も生きているからか、はたまた土地の栄養が良いのか、巨大な大木がたくさんありました。
様々な土地には、良い土地とされる「イヤシロチ」あまりよろしくない「ケガレチ」と言うものがあるらしく。
「イヤシロチ」では、作物が豊富に実り、町を作れば栄えるようです。
科学的にも色々根拠はあるようですが、昔の人の感覚は凄いなぁと感心いたしました。
神社や寺、昔のお城とか、重要な場所は必ず気の巡りや、土地を調べる専門の人間がいた様です。
一番格上の神社とされている「伊勢大社」は恐らく最高の場所を選んでいるのでしょう。
私も身体が軽くなり、かなりのエネルギーが充填されていくような感じを得ました。
足の指のような大木。地面を踏みしめている様・・・
「豊受大神」の鎮座する。最深部、正宮。
こちらは建物の宮大工の業も素晴らしく、柱など触ってみると、滅茶苦茶芯が感じられて力強い気持ちになりました。
大工や神職の方然り、周辺では神社の方ではないのに掃除をしてる人がいたり、皆で伊勢神宮を大切にしているのが、ありありと感じられました。心に拠り所のある方は、柔軟で逞しいんだなと勝手に感じ入り、感激いたしました。
お参りの方たちが、かなり真剣にお祈りしているので、写真を撮らなかったのですがこの他にも
現実的力を持つ「多賀宮(たかのみや)」
外宮の土地を守護している「土宮(つちのみや)」
農業などとの関わりも深い、風を吹かせるという「風宮(かぜのみや)」
正宮~多賀宮~土宮~風宮
この順序でお参りするのが、こちらでの礼儀の様です。
この通りにお参りすると、非常にご利益があるという風に伺いました。
次回は伊勢神宮の内宮編でございます。
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