今回は伊勢神宮内宮からでございます。
こちらへは伊勢市駅前から「内宮前行き」で終点まで乗れば着きます。
歩くのは遠すぎです。レンタルサイクルでも体力に自信のある方なら大丈夫とは思いますが、折角のお参りバスでゆったりとした気持ちで向かわれるのがよろしいかと存じ上げます。
私は外宮からそのまま向かったのですが、外宮前にもバス停がありそこからも「内宮行き」が出ております。
そんなこんなで着いた内宮、神の力か人がたくさん。
このすぐ近くに、たくさんの土産屋や食事処が並ぶ「おかげ横丁」があります。
遥か遠くまで続く参道。空気が澄んでいた。
前回の外宮では「豊受大神」が主際神でしたが、こちらは太陽神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」がお祭りされています。
因みにこちらの本当の名称は「神宮」だそうです。
何も、神宮の前に名称がないらしいです。全ての頂点の神社だからでしょうか、シンプルイズベスト。
2013年に遷宮(神様の建物をすべて新しく作り直すこと。)だったので、建物が全て白木の美しさを醸し出していました。
記録が残っているかぎりでは、1300年間ずっと遷宮は続いているらしいです。凄い。
今年はサミットがありましたし、活気付いている感じでした。
冷たくて気持ち良い五十鈴川御手洗(みたらい)。めっちゃ水がキレイ。
奥へ進んで行くと、神社によくある手水ではなく近くを流れている「五十鈴川(いすずがわ)」で手を清めます。
写真がないのですが、岸から手を伸ばすので川に落下しないようお気を付けください。
内宮の正宮。天照大神が祭られている。
凄く空気が良く、凛としていて気持ちがスッとして参ります。
並んでいる人もいたので、「こちらに無事来させて頂いて、ありがとうございます。」
と、ささっとお祈りをしました。ふいに訪れた私ごときが、長く居座っては神様のご迷惑でございましょう。
荒祭宮(あらまつりのみや)天照大神の荒御魂を祭ってあるそうです。
ここ荒祭宮は、正宮に続き尊い場所とされ。遷宮などでも正宮と同等の扱いを受けるとのこと。
荒魂(あらたま)和魂(にぎたま)と言うのが神様にはあって、荒魂は天変地異や厄災など神様の負の面。
和魂は我々がお祈りする。ご利益などを下さる神様の正の面なんだそうです。
正宮よりささっと慎ましくお参りしておきました。命があるだけ儲けもんでございます。
お参りをさせて頂いた後は、人間誰しもお腹がすくわけでして。
神社入り口のすぐ隣にある「おかげ横丁」へ向かいました。
通りは広々としていて人がたくさんいても余裕がある感じ。
因みに通り入り口付近のお店は、奥の方よりお値段が全体に高かった。ご参考まで。
通りへ向かうとすぐに、あんこのお餅で有名な「赤福」を発見。
行ったときはまだまだ暖かかったので、ここでしか食べられないという「赤福氷」を頼みました。
かなり薫り高い抹茶のかき氷に、赤福が埋まって隠れているかき氷です。
抹茶かき氷ととあんこのお餅が絶妙に混ざりあってかなりの美味しさでした。
食べ終わると、おかげ横丁をふらふらしまして、いくつかお店を見てまわったのですが、特に良い感じでお土産をついかったのが
「くつろぎや」というお香屋さんでした。
かなりの数のお香と、洒落たお香たてなどのグッズが売っていました。
バラ売りなどもしていたので、お気に入りの香りを自分で選べます。
お土産を買うと近に五十鈴川のほとりに出られる場所があったので、喧騒から離れ暫くボーっといたしました。
水が透き通っていて、見てるだけで癒されます。
そんなこんなで、この後は伊勢市駅前のビジネスホテルへもどったのでした。
帰りのバスは行きと違って、内宮の前から「伊勢市駅行き」があるので迷わないと思います。
神社はもちろんでしたが、おかげ横丁の活気ある雰囲気と「赤福氷」が秀逸でございました。
次回へ続きます。
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